ご挨拶
私は過去45年にわたって分光学の基礎研究に携わってきました。その間、国立大学の教員として、あるいは第3セクターの研究員として、国民の血税から多額の研究費を交付して頂きました。幸にして、学術的にはそれなりの成果をあげることができ、辛うじて社会からの負託に応えることができたと考えております。
一方、学術的成果の社会還元という観点からは、忸怩たるものがあります。私たちが基礎研究を通して獲得してきた多くの新しい分光学的知見は、その潜在的可能性にもかかわらず、実際の応用現場には届いていません。
分光科学研究所は、この基礎と応用の間隙を基礎研究の側から埋めるべく、私の研究仲間たちと協力して立ち上げた組織です。株式会社の形態をとってはおりますが、利潤のみを追い求めるものではなく、研究開発の継続に必要な資金を自ら調達するための事業として位置付けつつ、「基礎科学の社会貢献」をモットーとして活動しています。
私たちには、現場での様々な問題を最先端の分光学を駆使して解決する自信があります。皆さまとの実りあるコラボレーションが実現することを期待しております。
一方、学術的成果の社会還元という観点からは、忸怩たるものがあります。私たちが基礎研究を通して獲得してきた多くの新しい分光学的知見は、その潜在的可能性にもかかわらず、実際の応用現場には届いていません。
分光科学研究所は、この基礎と応用の間隙を基礎研究の側から埋めるべく、私の研究仲間たちと協力して立ち上げた組織です。株式会社の形態をとってはおりますが、利潤のみを追い求めるものではなく、研究開発の継続に必要な資金を自ら調達するための事業として位置付けつつ、「基礎科学の社会貢献」をモットーとして活動しています。
私たちには、現場での様々な問題を最先端の分光学を駆使して解決する自信があります。皆さまとの実りあるコラボレーションが実現することを期待しております。
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株式会社 分光科学研究所 代表取締役社長
濵口宏夫(東京大学名誉教授、理学博士)
濵口宏夫(東京大学名誉教授、理学博士)