FAQ

Q1 分光学のどの分野を得意としていますか?
A1 ラマン分光、赤外分光など振動分光を最も得意としています。
Q2 振動分光で何が分かりますか?
A2 振動分光は、「分子の指紋」と呼ばれる振動スペクトルから、分子についての詳細な情報を得る手法です。さまざまな有機、無機、生体、環境試料中の分子の同定、定量、配向分析などができます。また時間や空間を分解した測定も可能です。
Q3 ラマン分光と赤外分光の主な相違点は何でしょうか?
A3 ラマン分光は試料の形態を問わず測定可能ですが、蛍光性物質に適用できません。赤外分光は試料の形態に制限があり、前処理を必要としますが、どんな物質も測ることができます。ラマンスペクトルと赤外スペクトルは相補的なので、両者を同時に解析するとより信頼度の高い情報が得られます。
Q4 最先端のラマン分光装置はどのようなものですか?
A4 ラマン分光装置は、レーザー光源、分光器、検出器、コンピューターから構成されます。現在ではそれぞれのパーツの小型化が進み、手のひらにのるラマン分光計が市販されています。研究室、工場、検査場、野外どんなフィールドでも測定が可能になっています。
Q5 分光測定を依頼することは可能ですか?
A5 コンサルティング内容と関連した測定は、実費によりお引き受けしますが、一般のルーティーン分析は受注しません。
Q6 分光分析を依頼したり企業内教育をお願いする際の、手続きと段取りはどうなっていますか?
A6 まずコンサルティングからお始めください。そこで目的をしっかりと確認したうえで、次のステップに進みます。